石垣島は世界でも有数のマンタ遭遇率を誇るダイビングエリアで、マンタはほぼ一年中見ることができます。しかし潜ればどこにでもいるというのではなく、マンタが高い確率で見られるのは特定のダイビングポイントになります。マンタの習性も時間とともに変化があり、まだ知らないところにマンタが集まっているということもあるかもしれませんが、現在石垣島及び離島周辺でマンタがよく見られるダイビングポイントは、川平マンタシティ、川平マンタスクランブル、黒島西岸、新城島(パナリ)、ヨナラ水道といった場所になります。
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マンタスクランブルとマンタシティ
この中でも有名なのは川平マンタスクランブル、マンタシティといったポイントです。このエリアでのマンタ遭遇率は総じてみれば80%程度といったところでしょう。無論何日間もマンタが出ないということもありますが、出るときにはほぼ毎日10枚前後が集まっていることもよくあります。
マンタスクランブルは山脈のようなリーフからなる、かなり広いエリアですが、この西300mほどにマンタシティがあります。マンタシティはスクランブルの後に見つかったポイントですが、メインのクリーニング・ステーションが一つだけというこじんまりとしたダイビングポイントです。
最近ではマンタシティの方が遭遇率が高く、人気のポイントです。またマンタシティは狭い場所のため、ローカルルールで一度に停泊できるダイビング船の数が5艇までと決められています。
マンタスクランブルは山脈のようなリーフからなる、かなり広いエリアですが、この西300mほどにマンタシティがあります。マンタシティはスクランブルの後に見つかったポイントですが、メインのクリーニング・ステーションが一つだけというこじんまりとしたダイビングポイントです。
最近ではマンタシティの方が遭遇率が高く、人気のポイントです。またマンタシティは狭い場所のため、ローカルルールで一度に停泊できるダイビング船の数が5艇までと決められています。
黒島、新城島マンタポイント
これに対して冬場にマンタは黒島近辺に集まるプランクトンを捕食にきます。黒島は石垣港から南西におよそ20kmの場所にあり、石垣島や竹富島に北風がブロックされるため、冬場でもアクセスがしやすい場所です。
この周辺には川平のようなクリーニング・ステーションはありませが、マンタは水面近くに大量に発生しているプランクトンを捕食するために、大きな口を開けて泳ぎ回ります。クリーニング・ステーションとは異なり特定の場所ではないこともあって遭遇率は下がりますが、それでも冬のシーズンは5割程度の遭遇率はあるようです。
この周辺には川平のようなクリーニング・ステーションはありませが、マンタは水面近くに大量に発生しているプランクトンを捕食するために、大きな口を開けて泳ぎ回ります。クリーニング・ステーションとは異なり特定の場所ではないこともあって遭遇率は下がりますが、それでも冬のシーズンは5割程度の遭遇率はあるようです。
また黒島の西5kmに位置する新城島(パナリ)にもマンタポイントがあります。こちらは南に面していて外用にも近いことからあまり静かな場所ではありませんが、小さなクリーニング・ステーションがあり、冬から春先にかけて潜ってみるとマンタがいることがよくあります。
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ヨナラ水道
これらのポイントは初心者から経験者まで、多くの方にお楽しみいただける場所ですが、上級者向けのドリフトダイビング・ポイントとしてヨナラ水道があります。
ヨナラ水道は石垣港から西に約18km、小浜島と西表島の間にあり、引き潮がベストのタイミングになるドリフトダイビングのポイントです。最大水深は約28m、水底にはところどころに低いリーフがいくつかあるだけで、ほとんどが白い砂。深い場所で流れに逆らって泳ぐなどの運動量からダイビング時間は25分程度と短いのですが、真っ青な水、白い沙の上で展開される大きな魚たちの優雅な舞はダイバーなら一度は見ておきたい光景です。
ヨナラ水道は石垣港から西に約18km、小浜島と西表島の間にあり、引き潮がベストのタイミングになるドリフトダイビングのポイントです。最大水深は約28m、水底にはところどころに低いリーフがいくつかあるだけで、ほとんどが白い砂。深い場所で流れに逆らって泳ぐなどの運動量からダイビング時間は25分程度と短いのですが、真っ青な水、白い沙の上で展開される大きな魚たちの優雅な舞はダイバーなら一度は見ておきたい光景です。